この記事では、東芝オーブンレンジのER-D3000BとER-D70Bの違いを比較します。どちらも石窯ドーム系の人気モデルですが、容量や火力、スチーム方式に大きな差があります。
結論からいうと、本格的なオーブン料理やパン作りまで楽しみたいならER-D3000B、毎日の温めや簡単調理を中心に使うならER-D70Bが選びやすいです。
その理由は、ER-D3000Bは30Lの熱風2段オーブン、ER-D70Bは26Lの角皿式スチームモデルで、得意な使い方がはっきり分かれるためです。
先に結論、料理重視ならER-D3000Bで普段使いならER-D70B
ER-D3000BとER-D70Bは、同じ東芝のオーブンレンジでも立ち位置が異なります。
ER-D3000Bはオーブン性能や自動調理の幅を重視したい人向け、ER-D70Bは設置しやすさや日常使いのバランスを重視したい人向けです。
比較表で違いを先に確認
まずは、ER-D3000BとER-D70Bの主な違いを一覧で確認しましょう。
| 比較項目 | ER-D3000B | ER-D70B |
|---|---|---|
| タイプ | 過熱水蒸気オーブンレンジ | 角皿式スチームオーブンレンジ |
| 総庫内容量 | 30L | 26L |
| オーブン温度 | 100〜250℃、300℃ | 100〜250℃ |
| 加熱方式 | 熱風コンベクションの2段調理 | 上下ヒーター式 |
| センサー | ワイド8つ目赤外線センサー、温度センサー | ハイアングル赤外線センサー、温度センサー |
| 総レシピ数 | 200 | 126 |
| 自動メニュー数 | 119 | 87 |
| 付属角皿 | 遠赤包み焼き角皿2枚 | ヘルシーフラット角皿1枚 |
大きな違いは、容量、火力、2段調理、スチーム方式、自動メニュー数です。
料理の幅を広げたいならER-D3000B、毎日の温めと簡単調理を重視するならER-D70Bが有力です。
どっちを選ぶかの結論
選び方をシンプルに分けると、次のようになります。
| 重視すること | おすすめ | 理由 |
|---|---|---|
| パンやお菓子をよく作る | ER-D3000B | 熱風2段調理に対応しているため |
| 家族分の料理をまとめて作りたい | ER-D3000B | 30Lで庫内に余裕があるため |
| 温めと簡単調理が中心 | ER-D70B | 26Lで日常使いに十分な機能があるため |
| 本体サイズや重さを抑えたい | ER-D70B | ER-D3000Bより軽くコンパクトなため |
| 自動メニューを多く使いたい | ER-D3000B | 総レシピ数と自動メニュー数が多いため |
迷ったときは、オーブンをどれくらい使うかで判断すると失敗しにくいです。
レンジ機能が中心ならER-D70Bでも十分ですが、オーブン料理を週に何度も使うならER-D3000Bのほうが満足度は高くなりやすいです。
東芝オーブンレンジER-D3000BとER-D70Bを7項目で比較
ここからは、容量、火力、スチーム、センサー、自動メニュー、設置性、お手入れの7項目で詳しく比較します。
カタログ上の数字だけでなく、実際の使い方にどう影響するかもあわせて見ていきましょう。
容量と庫内サイズの違い
| 項目 | ER-D3000B | ER-D70B |
|---|---|---|
| 総庫内容量 | 30L | 26L |
| 庫内タイプ | ワイド&フラット庫内 | ワイド&フラット庫内 |
| 向いている使い方 | 家族分の調理、2段調理、パンやお菓子 | 弁当、大皿の温め、日常調理 |
容量はER-D3000Bが30L、ER-D70Bが26Lです。
4Lの差ですが、角皿調理やオーブン料理では使い勝手に影響します。特にパンやクッキーを一度に多く焼きたい人は、ER-D3000Bの30Lと2段調理が便利です。
一方で、普段の温めや少人数分の調理が中心ならER-D70Bの26Lでも扱いやすいです。庫内はワイド&フラットなので、弁当や大皿も入れやすい設計です。
オーブン火力と加熱方式の違い
| 項目 | ER-D3000B | ER-D70B |
|---|---|---|
| オーブン温度 | 100〜250℃、300℃ | 100〜250℃ |
| 加熱方式 | 熱風コンベクション | 上下ヒーター式 |
| 段数 | 2段調理 | 1段調理 |
| 向いている料理 | パン、お菓子、肉料理、まとめ焼き | グラタン、焼き物、トースト、簡単調理 |
オーブン性能を重視するなら、差が出やすいのはこの項目です。
ER-D3000Bは熱風コンベクションによる2段調理に対応し、最高300℃の高火力も使えます。ただし、300℃での運転は約5分で、その後は自動的に230℃へ切り換わります。
パンやお菓子をよく作るなら、熱風2段調理に対応するER-D3000Bのほうが選びやすいです。
ER-D70Bは上下ヒーター式で、日常的な焼き物やトースト、グラタンなどに向いています。本格的な大量焼きより、普段の料理を手軽にこなしたい人に合います。
スチーム機能と過熱水蒸気の違い
| 項目 | ER-D3000B | ER-D70B |
|---|---|---|
| スチーム方式 | 給水カセット式 | 角皿式 |
| 過熱水蒸気調理 | 対応 | 非対応 |
| スチームレンジ | 対応 | 非対応 |
| 向いている使い方 | しっとり調理、蒸し料理、幅広い調理 | 角皿スチームを使った簡易的な調理 |
スチーム機能は、ER-D3000Bのほうが本格的です。
ER-D3000Bは給水カセット式で、過熱水蒸気調理やスチームレンジに対応しています。蒸し料理やしっとり仕上げたい温め、ノンフライ調理などを使いたい人に向いています。
ER-D70Bは角皿に水を入れて使う角皿式スチームです。構造はシンプルですが、給水カセット式ほど多機能ではありません。
スチーム調理を積極的に使うならER-D3000B、たまに使えればよいならER-D70Bという選び方が自然です。
センサーとあたため精度の違い
| 項目 | ER-D3000B | ER-D70B |
|---|---|---|
| センサー | ワイド8つ目赤外線センサー、温度センサー | ハイアングル赤外線センサー、温度センサー |
| レンジ1000W | 最大5分 | 最大3分 |
| あたため機能 | ごはん、おかず、お好み温度、のみもの、ゆで野菜 | ごはん、おかず、お好み温度、のみもの、ゆで野菜 |
あたため機能はどちらも日常使いに必要な機能を備えています。
ただし、ER-D3000Bはワイド8つ目赤外線センサーを搭載しているため、より細かく食材の状態を見ながら温めたい人に向いています。
ER-D70Bもハイアングル赤外線センサーと温度センサーを搭載しており、弁当やおかず、ごはんの温めには使いやすい仕様です。
温めだけでなく解凍や調理の自動化まで重視するならER-D3000Bが有利です。
自動メニューとレシピ数の違い
| 項目 | ER-D3000B | ER-D70B |
|---|---|---|
| 総レシピ数 | 200 | 126 |
| 自動メニュー数 | 119 | 87 |
| 石窯おまかせ焼き | 肉、魚、野菜、グラタン | 肉は鶏肉のみ、野菜 |
| 時短メニュー | 対応 | おつまみ1分、3分・5分・7分メニューなど |
自動メニューの多さはER-D3000Bが上です。
総レシピ数はER-D3000Bが200、ER-D70Bが126です。自動メニュー数もER-D3000Bのほうが多いため、メニュー選びを家電に任せたい人には使いやすいです。
ER-D70Bも日常向けの自動メニューは備えています。特に、短時間で作れるおつまみや時短メニューを使いたい人には便利です。
料理のレパートリーを広げたいならER-D3000B、毎日の時短調理を中心に考えるならER-D70Bが合います。
設置サイズと重さの違い
| 項目 | ER-D3000B | ER-D70B |
|---|---|---|
| 外形寸法 | 幅498×奥行399×高さ396mm | 幅480×奥行390×高さ350mm |
| 本体質量 | 約20kg | 約17kg |
| 設置スペース | 上方10cm以上 | 左右3cm以上、上方10cm以上 |
本体サイズはER-D70Bのほうがコンパクトです。
ER-D3000Bは30Lモデルとしては薄型ですが、高さと重量はER-D70Bより大きくなります。キッチンボードの高さや棚の耐荷重に余裕があるかを見ておく必要があります。
ER-D70Bは幅480mm、高さ350mmで、本体質量も約17kgです。設置場所を抑えたい人や、30Lまでは必要ない人には扱いやすいサイズです。
特に棚の上に置く場合は、本体サイズだけでなく放熱スペースも含めて考えることが大切です。
お手入れと付属品の違い
| 項目 | ER-D3000B | ER-D70B |
|---|---|---|
| 庫内コーティング | とれちゃうコート | 庫内よごれプロテクト |
| お手入れコース | 手間なしお手入れコースあり | 手間なしお手入れコースなし |
| 付属角皿 | 遠赤包み焼き角皿2枚 | ヘルシーフラット角皿1枚 |
| 角皿の特徴 | 2段調理に使いやすい | 溝付きで余分な脂を流しやすい |
お手入れ面では、ER-D3000Bのほうが機能は充実しています。
ER-D3000Bはとれちゃうコートと手間なしお手入れコースを備えており、庫内の汚れ対策を重視したい人に向いています。角皿も2枚付属するため、2段調理を活かしやすいです。
ER-D70Bは庫内よごれプロテクトを採用し、角皿は溝付きのヘルシーフラット角皿です。余分な脂を流しやすく、日常的な焼き物には使いやすい仕様です。
調理後の手入れをなるべく楽にしたい人は、庫内機能と付属品の違いも見ておきましょう。
ER-D3000BとER-D70Bをおすすめする人
ここまで比較すると、ER-D3000BとER-D70Bは優劣というより、使う目的で選ぶモデルだと分かります。
自分の料理スタイルに近いほうを選ぶと、買った後の満足度が高くなります。
ER-D3000Bがおすすめな人
ER-D3000Bは、オーブン機能をしっかり使いたい人におすすめです。
- パンやお菓子をよく作る人
- 2段調理でまとめて焼きたい人
- 30Lの広い庫内がほしい人
- 過熱水蒸気調理を使いたい人
- 自動メニューを多く使いたい人
特に、パン、クッキー、グラタン、肉料理などをよく作るなら、熱風2段調理のメリットを感じやすいです。
料理の幅を広げたい人は、ER-D3000Bを選んだほうが後悔しにくいです。
ER-D70Bがおすすめな人
ER-D70Bは、日常使いを中心にしたい人におすすめです。
- 温めや解凍をよく使う人
- 少人数世帯で使いたい人
- 本体サイズを抑えたい人
- 複雑な機能より使いやすさを重視する人
- 角皿式スチームで十分な人
ER-D70Bは、26Lながらワイド&フラット庫内で、大皿や弁当の出し入れもしやすいモデルです。
本格的な2段オーブン調理までは必要ないなら、機能を持て余しにくいER-D70Bのほうが使いやすいでしょう。
購入前に見落としやすい3つの注意点
ER-D3000BとER-D70Bを比較するときは、機能だけでなく購入時の状況も見ておく必要があります。
特に、生産終了品であること、設置スペース、オーブンを使う頻度は見落としやすいポイントです。
生産終了品なので在庫や価格が変わりやすい
ER-D3000BとER-D70Bは、東芝公式ページ上で生産終了品として掲載されています。
そのため、販売店によって在庫状況や価格が変わりやすく、新品の流通量も時期によって差が出る可能性があります。
生産終了品は価格が下がることもありますが、在庫が少なくなると逆に選択肢が減ることもあります。
価格だけで判断せず、保証条件や販売元もあわせて見ることが大切です。
置き場所と上方スペースを先に測る
ER-D3000Bは幅498mm、ER-D70Bは幅480mmで、どちらも小型電子レンジよりは大きめです。
特にER-D3000Bは高さ396mm、本体質量約20kgのため、キッチンボードに入れる場合は高さと耐荷重を確認しておきたいモデルです。
ER-D70BはER-D3000Bより軽く低めですが、左右や上方の放熱スペースが必要です。
本体寸法だけを見て選ぶと、扉の開閉や放熱スペースで困ることがあります。
パンやお菓子づくりの頻度で選ぶ
オーブンレンジ選びで後悔しやすいのは、実際に使う調理と機能が合っていないケースです。
パンやお菓子を月に何度も作るなら、ER-D3000Bの熱風2段調理や30L庫内は大きなメリットになります。
一方で、温め、解凍、簡単な焼き物が中心なら、ER-D70Bでも十分に使いやすいです。
高機能モデルを買っても使わない機能が多ければ、結果的にER-D70Bのほうが満足できる場合もあります。
東芝オーブンレンジER-D3000BとER-D70Bの比較でよくある質問
ER-D3000BとER-D70Bを比較するときに迷いやすいポイントを、質問形式でまとめます。
Q1. ER-D3000BとER-D70Bはどっちが新しいですか?
A1. どちらも型番にBが付く同世代系のモデルですが、公式ページでは生産終了品として掲載されています。購入時は新旧だけでなく、販売店の在庫状況や保証条件も見て判断するのがおすすめです。
Q2. パン作りに向いているのはどちらですか?
A2. パン作りを重視するならER-D3000Bが向いています。熱風コンベクションの2段調理に対応しているため、まとめて焼きたい人や焼きムラを抑えたい人に選びやすいです。
Q3. 温め中心ならER-D70Bでも十分ですか?
A3. 温め、ごはん、おかず、のみもの、ゆで野菜などの日常的な使い方が中心ならER-D70Bでも十分に使いやすいです。26Lのワイド&フラット庫内なので、大皿や弁当も出し入れしやすいです。
Q4. ER-D3000Bの300℃はずっと使えますか?
A4. ER-D3000Bの300℃運転は約5分で、その後は自動的に230℃へ切り換わります。高火力を使える点は魅力ですが、長時間ずっと300℃で運転する仕様ではありません。
Q5. ER-D70Bに過熱水蒸気調理はありますか?
A5. ER-D70Bは角皿式スチームモデルで、過熱水蒸気調理には対応していません。過熱水蒸気やスチームレンジを使いたい場合は、ER-D3000Bのほうが合います。
Q6. 置き場所が狭い場合はどちらがよいですか?
A6. 置き場所を抑えたいならER-D70Bが選びやすいです。ER-D3000Bより幅、高さ、重量を抑えやすいため、キッチンボードのスペースに余裕が少ない場合に検討しやすいです。
東芝オーブンレンジER-D3000BとER-D70Bの比較まとめ
ER-D3000BとER-D70Bを比較すると、本格料理まで楽しみたい人にはER-D3000B、温めや簡単調理を中心にしたい人にはER-D70Bが向いています。
ER-D3000Bは30L、熱風2段調理、過熱水蒸気、自動メニューの多さが魅力です。パンやお菓子、肉料理、まとめ焼きをよくする人なら、機能を活かしやすいでしょう。
ER-D70Bは26Lで扱いやすく、日常の温めや簡単な焼き物に使いやすいモデルです。設置スペースや本体重量を抑えたい人、複雑な機能をあまり使わない人に合います。
どちらも生産終了品として扱われているため、購入時は価格だけでなく、在庫、販売元、保証条件を含めて比較することが大切です。



