この記事では、ブラザーのDCP-J929NとDCP-J916Nの違いを、購入前に迷いやすいポイントに絞って解説します。
結論からいうと、基本性能はかなり近く、主な違いはUSBフラッシュメモリーのダイレクトプリント対応と本体カラーです。
そこで、印刷速度やインクコストなどの共通点も確認しながら、どちらを選ぶと後悔しにくいかを分かりやすく整理します。
DCP-J929NとDCP-J916Nの違いは先に結論から確認
DCP-J929NとDCP-J916Nは、どちらもブラザーのA4インクジェット複合機です。公式仕様では、印刷速度、インク構成、ADF、自動両面印刷などの主要機能は共通しています。
一方で、DCP-J929NはUSBフラッシュメモリーのダイレクトプリントに対応し、ホワイトとブラックの2色展開です。DCP-J916Nはダイレクトプリント非対応で、ホワイトモデルとして掲載されています。
比較表で先に違いを確認
| 比較項目 | DCP-J929N | DCP-J916N |
|---|---|---|
| 主な違い | USBメモリー機能とカラー展開がある | USBメモリー機能なしでシンプル |
| ダイレクトプリント | 対応 | 非対応 |
| 本体カラー | ホワイト、ブラック | ホワイト |
| 印刷速度 | A4カラー約14.5ipm、モノクロ約15ipm | A4カラー約14.5ipm、モノクロ約15ipm |
| インクコスト | A4カラー約11.4円、モノクロ約2.9円 | A4カラー約11.4円、モノクロ約2.9円 |
| ADF | あり、最大20枚 | あり、最大20枚 |
| 自動両面印刷 | あり | あり |
迷ったら、USBメモリーから直接印刷したい人や黒い本体を選びたい人はDCP-J929Nが向いています。
反対に、USBメモリー機能を使わず、ホワイトで問題ないならDCP-J916Nでも主要性能は大きく変わりません。
どっちを選ぶかの結論
| 選び方 | おすすめ機種 | 理由 |
|---|---|---|
| USBメモリーから写真を直接印刷したい | DCP-J929N | パソコンなしでUSBフラッシュメモリーから写真を印刷できる |
| スキャンデータをUSBメモリーへ保存したい | DCP-J929N | 対応モデルとして公式サポートに記載がある |
| ブラックの本体を選びたい | DCP-J929N | ホワイトとブラックの2色展開 |
| 主要性能が同じならシンプルでよい | DCP-J916N | 印刷速度やADFなどは共通 |
| ホワイトの本体で問題ない | DCP-J916N | カラー選択にこだわらなければ候補になる |
DCP-J929Nは、USBメモリー機能とカラー選択の自由度を重視する人に向いています。ブラザー公式では、DCP-J929NのダイレクトプリントはUSBフラッシュメモリーから直接写真を印刷できる機能として案内されています。
DCP-J916Nは、基本機能を重視しつつ、USBメモリー機能が不要な人に向いたモデルです。販売ページ上ではAmazon.co.jp限定モデルとして掲載されています。
DCP-J929NとDCP-J916Nを2項目で比較
ここからは、実際に購入前の判断に影響しやすい2つの違いを詳しく見ていきます。
USBメモリーのダイレクトプリント対応の違い
| 項目 | DCP-J929N | DCP-J916N |
|---|---|---|
| USBフラッシュメモリーから写真印刷 | 対応 | 非対応 |
| パソコンなしの写真印刷 | できる | できない |
| スキャンデータのUSB保存 | 対応モデルとして案内あり | 対応モデルに含まれない |
| 向いている人 | 写真やスキャンをUSBで扱いたい人 | スマホやPCから印刷できればよい人 |
DCP-J929Nは、USBフラッシュメモリーから写真を直接印刷できます。さらに、サポート情報ではDCP-J929NがスキャンデータをUSBフラッシュメモリーへ直接保存する関連モデルとして案内されています。
USBメモリーを使う予定があるなら、DCP-J929Nを選んだ方が後悔しにくいです。 一方で、普段の印刷がスマホ、パソコン、Wi-Fi中心なら、DCP-J916Nでも不便を感じにくいでしょう。
本体カラーの違い
| 項目 | DCP-J929N | DCP-J916N |
|---|---|---|
| カラー展開 | ホワイト、ブラック | ホワイト |
| 部屋になじませやすさ | 白黒から選べる | 白で統一しやすい |
| 見た目の選択肢 | 多い | 少ない |
| 向いている人 | 黒いプリンターを選びたい人 | ホワイトで問題ない人 |
DCP-J929Nは、公式ページ上でホワイトとブラックの画像・JANコードが確認できます。DCP-J916Nはホワイトの写真として掲載されています。
デスク周りを黒でそろえたい人はDCP-J929N、白い家電や家具に合わせたい人はDCP-J916Nでも十分です。 機能差だけでなく、置く場所の雰囲気も選ぶときの判断材料になります。
DCP-J929NとDCP-J916Nで共通する主なスペック
DCP-J929NとDCP-J916Nは、違いだけを見ると別物に感じるかもしれません。しかし、印刷・コピー・スキャンといった基本性能はかなり近い構成です。
そのため、USBメモリー機能やカラーにこだわらなければ、どちらを選んでも日常用途での使い勝手は大きく変わりにくいです。
印刷速度やインクコストは同じ
| 項目 | DCP-J929N | DCP-J916N |
|---|---|---|
| A4カラー普通紙スピード | 約14.5ipm | 約14.5ipm |
| A4モノクロ普通紙スピード | 約15ipm | 約15ipm |
| A4カラー文書インクコスト | 約11.4円/ページ | 約11.4円/ページ |
| A4モノクロ文書インクコスト | 約2.9円/ページ | 約2.9円/ページ |
| インク構成 | 4色独立、黒は顔料、カラーは染料 | 4色独立、黒は顔料、カラーは染料 |
DCP-J929NとDCP-J916Nは、A4カラー普通紙の印刷速度、A4モノクロ普通紙の印刷速度、文書インクコストが同じ数値で案内されています。
印刷の速さやランニングコストだけで選ぶなら、両機種に大きな差はありません。 価格差がある場合は、USB機能やカラーの必要性とあわせて判断するのが現実的です。
ADFや自動両面印刷も同じ
| 項目 | DCP-J929N | DCP-J916N |
|---|---|---|
| ADF | あり、普通紙最大20枚 | あり、普通紙最大20枚 |
| 自動両面印刷 | あり | あり |
| 前面給紙トレイ | 普通紙最大150枚 | 普通紙最大150枚 |
| 手差しトレイ | 1枚 | 1枚 |
| タッチパネル液晶 | 2.7型 | 2.7型 |
どちらもADF、自動両面印刷、前面給紙トレイ、手差しトレイ、2.7型タッチパネル液晶を備えています。公式仕様では、ADFは普通紙最大20枚と案内されています。
書類を複数枚まとめてコピーやスキャンしたい人でも、ADFの有無で両機種を分ける必要はありません。 在宅ワーク、学校書類、年賀状、家庭用の文書印刷では、どちらも使いやすい候補です。
DCP-J929NとDCP-J916Nを選ぶ前の注意点
DCP-J929NとDCP-J916Nは、スペック表だけを見るとかなり似ています。ただし、購入後に「この機能が欲しかった」と感じやすいのはUSBメモリー機能です。
また、価格は時期や販売先によって変わるため、単純に型番だけで高い安いを決めつけない方が安全です。
価格だけで決めると使い方に合わない場合がある
DCP-J929NとDCP-J916Nは、ブラザー公式ではどちらもオープン価格として案内されています。公式ページにも、価格は取扱販売店へ問い合わせる旨が記載されています。
安い方を選ぶだけでなく、USBメモリー機能とカラー展開が必要かを先に決めることが大切です。 実売価格が近いなら、機能の多いDCP-J929Nの方が満足しやすい場面もあります。
USBメモリー機能を使う予定があるか確認する
USBメモリーから写真を直接印刷したい、スキャンデータをUSBメモリーへ保存したいなら、DCP-J929Nを優先して検討した方がよいです。
一方で、スマホアプリやPCから印刷する使い方が中心なら、DCP-J916Nでも不便を感じにくいでしょう。USBメモリーを使うかどうかが、両機種を分ける一番分かりやすい判断ポイントです。
DCP-J929NとDCP-J916Nをおすすめする人
最後に、DCP-J929NとDCP-J916Nがそれぞれどんな人に向いているかを整理します。
両機種は基本性能が近いため、迷ったときは「USBメモリー機能」「本体カラー」「実売価格」の3点で判断すると選びやすくなります。
DCP-J929Nがおすすめな人
DCP-J929Nがおすすめなのは、USBフラッシュメモリーから写真を印刷したい人、スキャンデータをUSBメモリーへ保存したい人、ブラックの本体を選びたい人です。
また、実売価格がDCP-J916Nと大きく変わらない場合も、機能に余裕があるDCP-J929Nは選びやすいです。迷ったら、USB機能とカラー展開があるDCP-J929Nを選ぶ方が後悔しにくいです。
DCP-J916Nがおすすめな人
DCP-J916Nがおすすめなのは、USBメモリー機能を使わず、ホワイトの本体で問題ない人です。
印刷速度、インクコスト、ADF、自動両面印刷などはDCP-J929Nと同等なので、基本機能重視なら十分候補になります。必要な機能がそろっていて価格条件が合うなら、DCP-J916Nも選びやすいモデルです。
DCP-J929NとDCP-J916Nの違いでよくある質問
DCP-J929NとDCP-J916Nを比較するときに迷いやすい疑問をまとめます。
Q1. DCP-J929NとDCP-J916Nの一番大きな違いは何ですか?
A1. 一番大きな違いは、USBフラッシュメモリーのダイレクトプリント対応です。DCP-J929Nは対応、DCP-J916Nは非対応です。加えて、DCP-J929Nはホワイトとブラック、DCP-J916Nはホワイトというカラー展開の違いがあります。
Q2. 印刷速度に違いはありますか?
A2. 公式仕様では、どちらもA4カラー普通紙が約14.5ipm、A4モノクロ普通紙が約15ipmです。そのため、印刷速度だけで選ぶ必要はあまりありません。
Q3. インク代はどちらが安いですか?
A3. 公式仕様では、どちらもA4カラー文書が約11.4円/ページ、A4モノクロ文書が約2.9円/ページです。インクコストは同じ数値で案内されています。
Q4. ADFはどちらにも付いていますか?
A4. どちらにもADFがあります。公式仕様では、普通紙最大20枚に対応しています。複数枚のコピーやスキャンをしたい人でも、ADFの有無で迷う必要はありません。
Q5. どっちを選ぶのがおすすめですか?
A5. USBメモリーから直接印刷したい人やブラックの本体を選びたい人はDCP-J929Nがおすすめです。USBメモリー機能を使わず、ホワイトで問題ないならDCP-J916Nも候補になります。
Q6. DCP-J916NはAmazon限定ですか?
A6. Amazonの販売ページでは「Amazon.co.jp限定」として掲載されています。ただし、販売状況や価格は変わる可能性があるため、購入時点の販売ページで確認する前提で考えるのが安全です。
DCP-J929NとDCP-J916Nの違いはUSB機能とカラーで選ぶ
DCP-J929NとDCP-J916Nの主な違いは、USBフラッシュメモリーのダイレクトプリント対応と本体カラーです。印刷速度、インクコスト、ADF、自動両面印刷などの基本性能は共通点が多く、日常的な印刷やコピーでは大きな差を感じにくいでしょう。
選び方としては、USBメモリーから直接写真を印刷したい人、スキャンデータをUSBメモリーへ保存したい人、ブラックの本体を選びたい人はDCP-J929Nが向いています。ホワイトで問題なく、USBメモリー機能を使わないならDCP-J916Nも十分候補になります。
価格は販売先やタイミングで変わるため、最終的には実売価格と必要な機能のバランスで選ぶのがおすすめです。迷った場合は、後から機能を増やせないUSBメモリー対応の有無を基準にすると判断しやすくなります。



